2013年12月31日火曜日

本年最後のお月さま



本年最後のお月さま(大晦日の朝)。

2014年は新月から始まる(珍しい)。

2013年12月21日土曜日

霜の花



寒き朝の楽しみは、霜の花。



氷点下の朝となった東京だが、

我が家の玄関横のロウバイは花を開いた。

2013年12月17日火曜日

月に群雲、花に風





月に群雲、花に風

(ベランダのランや、玄関前のロウバイのツボミが膨らんできています)

2013年12月14日土曜日

都心からの月



今夕、都心でも月が美しかった。

霜、降りる


今朝の我が家の玄関前は2℃

霜が降りる気温だ。

多摩川河川敷に出ると、

草の葉が、白く縁取られていた。

2013年12月9日月曜日

月が滲んで



月が滲んで

日が暮れて

師走の夕の

郵便配達

  

落ち葉や、落ち葉


今年の紅葉は枯れ葉色にシフトして、

あまり鮮やかではない。

縮れた葉も目立つ。

そして、

十分に色付く前にハラハラと落ちてゆく。


そんな、ちょっと物悲しい紅葉が

石の階段に並んで居る。


2013年12月5日木曜日

三日月



しっとりと夜空に張り付いた三日月を見ると、

ボクは、やっぱり

月に帰りたくなるのだ。

2013年12月3日火曜日

クリスマスツリーもあちこちに設置されて



クリスマス

雪が降るといいな。

東京の紅葉、今年は色変わらぬ内に落葉多しだが、、、



今年の紅葉は枯れてしまうものや、

落葉してしまうものが多く、

色も鮮やかではない。

昨年とは様相が異なる。


一方で、

色付きが均一でなくて、

面白い模様を作っているものがある。


緑を残すもの、

黄色まで進んだもの、

しっかり赤く染まったもの。。


それらが一葉の中で踊る。


出来損ないの美、

とでも言おうか。


それもまた、良し。


 

2013年11月28日木曜日

安達太良山5



山が素晴らしくて、

ボクは通常の倍の時間をかけて

ゆっくりと下ったのでした。


また行くでしょう。


心を奪われたのかもしれません。

 

安達太良山4



朝日が山腹を染め上げます。



 

安達太良山3


谷を隔てた山腹では、

熊が木に登り

食事をしていました。

忙しく動いています。



ボクは熊が木を下りて薮に消えるまで、

ずっと眺めていました。



今日あたり、山は雪に覆われているでしょう。

 

安達太良山2


月光が山体を浮かび上がらせ、

夜空には星星が光ります。


 

安達太良山1

11月17日から19日まで、

福島県の安達太良山に登ってきました。

南相馬市に行くには東北自動車道二本松インターで下りるのですが、

左手には美しい山があり、

それが『智恵子抄』で歌われた安達太良山でした。

南相馬市に何度も通う内に、

是非登りたいと思うようになったのでした。


山頂の北側、矢筈森という場所から見た爆裂口です。

二本松側から見た穏やかな山容とは異なり、

尾根に出ると風景は荒々しくなります。

いまも活動中の活火山で、

硫黄の匂いが漂っています。

2013年11月22日金曜日

月明かりの中、今朝のラヴジョイ彗星 (C/2013 R1)


話題のアイソン彗星は地平に近く、

観測に困難が伴うが、

ラヴジョイ彗星は空高くにあるので、

条件はとてもいい。


今は満月後の明るい月が近くにあるので、

月明かりが影響し

背景が青くなってしまう。



双眼鏡でも容易に見えた。


今朝のアイソン彗星(その2) Comet ISON ( C/2012 S1 ) 22th Nov. 2013





太平洋の水平線に漁船の灯りが走る。


なびく雲から抜けて

水星とともに彗星が昇ってきた。

今朝のアイソン彗星 Comet ISON ( C/2012 S1 ) 22th Nov. 2013


今、話題のアイソン彗星。

今朝。


核の集光

画面からはみ出す尾

2013年11月14日木曜日

太陽は燃えている




少々太陽活動が活発になったようなので、

特殊な望遠鏡で見てみた。

プロミネンス(紅炎)もけっこう上空まで上がっているが、

黒点の周りの活動構造が興味深い。


直径が地球109個分もある巨大な太陽だが、

1時間もしない内にプロミネンスなどの形が変わるのが見える。

遠い太陽に

目に見えるほどの変化があるということは、

超高速でうごめいているということである。

2013年11月13日水曜日

月と視力




月を見ることが習慣になって久しい。

自分のいる惑星から、それ以外の天体を間近に見られるというのも

そうあることじゃない。


月の距離というのは微妙で、

つまり2倍くらいの簡単なオペラグラスでも

クレーターが何となく分かるわけで、

もし視力が良かったら、

肉眼でもクレーターが見えるのだろうか?

最良でも1.5しか視力のなかったボクはその辺りが知りたい。



視力2.0の人に聞いてみようとも思うが、

そんな人でも「月のクレーターを見てみよう」なんて

思ったことはないだろうな、との予感。

太陽も少し活動が活発になってきたような。。



正午の太陽。

眩しい青空に誘われて、

キラキラの太陽を撮影。


黒点もしっかりしたものが多く出て来ているような感じ。



(写真上10月28日撮/下30日撮影)

猿は昔から見かけたものだが、

最近は里にも下りてきて、

人間との距離も近づいたようだ。


上の写真は山に入って行く途中に現れた集団の中の一匹。

木の実をせっせと食べているのだろう。


下の写真は山奥の崖。

ボクとは川を挟んで向かい合う対岸の崖を移動している。


数匹の集団に母子がいて

子供はお母さんの背中(お尻付近)につかまって移動。

途中で休んでおっぱいを飲んでいる。

2013年11月12日火曜日

夕方の青空に月が浮かんでいる



昨日、寒気が入り込み、

今朝は冷え込んだ。

暖かい大気に冷たい大気が流れ込むと

それぞれに密度が違うから

交じり合う時に気流が乱れる。


以前、インドネシアの海に潜った時、

ちょうど深海からの冷たい海流が

島の周りの崖にぶつかって湧き上がる場所だったため、

しっかり眼を開いているはずなのに

なんだか急に眼が悪くなったように

目の前のサンゴや魚がぼやけてよく見えなかった。


最初は理由が分からなかったが、

仔細に見ると

海水がモヤモヤと交じり合って

まるで品質の悪いガラス板でもあるかのようになっているのであった。



このように、温度差は液体や気体の状態を不安定にするし、

また、当然のことながら

望遠鏡の状態も不安定にする。


暖かい室内から

冷たい屋外に望遠鏡を持ちだした時

望遠鏡が暖かいうちは

内部の気流が乱れて

キリッとしたピントが出ない。

だから、しばらく放っておく必要がある。


望遠鏡には、温度順応が大切なのである。

まあ、人間のウォーミングアップみたいなものである。

2013年11月11日月曜日

寒気来訪


気温は10.5℃に下がった。

寒気が褐色の雲と一陣の風、そして雨を連れてきたが、

やがてそれらは漂っていた埃を連れ去り、

その後に明るい月と冷えた大気を残していった。


2013年11月10日日曜日

仲良きことは



仲良きことは美しきかな

(と、武者小路実篤も云ってるし)

2013年11月7日木曜日

若田船長、宇宙へ



若田さんがキャプテンとなった今回のミッション。

ソユーズ打ち上げも成功して、

順調な滑り出し。



今度、ISSが東京上空に見られるのは

11月11日朝5時11分頃。

その宇宙船に若田さんは乗っているわけだ。

来年5月までの、半年に及ぶミッション。


成功を祈る。




今夕も月と金星が美しい。

我が誕生日の月と金星



11月6日、夕


月と金星がちょっと間を置いて

地平と平行に並び、

まことに美しかった。


撮影した金星を月の横に持って来て、

大きさの比較をしてみる。


金星は意外と大きい。

さらに、半月状に見える。



さて、

ボクは金星に住んだというイメージがない。

遥か昔から住むには暑すぎたのだろう。


灼熱の美女は、遠くから見るのが良いのかもしれない。

2013年11月6日水曜日

我が誕生日の太陽



地球の自転、一回転が一日。

地球の公転(太陽を中心とした軌道)、一周が一年。



ボクは地球の上に乗っかっているから、

地球の運行に従って生きている。

幸いなことに、

地球の夜明けは好きだ。



火星ではどんな人生を送ってきたのだろう。

ついこの前の事のように感じるが、

思い出せない。



たぶん、忘れるから、

人生が面白いのだろう。

2013年11月5日火曜日

三日月



また、月が巡ってきた。

夕空の

緩やかなグラデーションにかかる、

三日月。


これから何度

見ることができるのだろう。

2013年11月4日月曜日

秋の終わりに



秋の終わりに

ひつじの背のような丘に登り

枯れ草の香りを編んでみる。


一歩一歩

編んでみる。


名残の雨がやって来て、

それはアルビレオだと囁いても、

もう少しだけ

編んでみる。


濡れた秋の香りも

いっしょに編み込んでみよう。




これを麓に下ろせば

山は冬になる。

2013年11月1日金曜日

断崖の端に立ってみる


200mばかりの断崖。

登山道を離れ、

崩れそうな岩礫を伝って

崖の先端に突き出た岩に立つ。


崩落の激しい崖。

この岩も、そう遠くない将来、谷底に落ちていくだろう。

テントから星空を見る



明け方に目覚めたボクは

テントの出入口を全開にし、

シュラフに潜り込んだままで

星空を見上げていた。


山の端から月が姿を現そうとしている。

2013年10月31日木曜日

紅葉雨



雨がサワサワ降っている。


あふれた色が雨粒に流れだし

下を歩くボクを濡らし続ける。


ずっとそんな具合だから、

ボクは心まで染まってしまった。

ナナカマド


こんなナナカマドは見たことがない。

山頂は雪、谷間は紅葉


10月30日

テントを打っていた昨夜の雨は

山の頂では雪だったのだ。

2013年10月27日日曜日

半月(はんげつ)が半月(はんつき)経ったら。おまけに昼と夜




今朝は

台風が過ぎて、深い色の青空が広がっている。

そこに白い半月が浮かんでいる。


15日前、10月12日夜の半月と並べてみた。


大きさが、ずいぶん違うよね。


月は地球の周りを楕円軌道を描きながら回っているから、

両者の距離は刻一刻と変化しているわけだ。

2013年10月26日土曜日

控えめな虹も出て



夜中2時過ぎに長く揺れる地震。

夕方の東京は

台風も寒冷前線も通過して

東の空に、控えめな虹が出た。


気温はすでに15℃を下回っている。

2013年10月21日月曜日

奉納するのは、「ダンス」と「反省」と「五阡円」也


(19日土曜日)

「明治41年には、在郷の小社数祠を合祀して、
同年4月1日従前の御社号、御嶽神社を地名により『玉川神社』と改称しました」

とあるから、

木曽御嶽山から勧請したってわけだね。

で、祭神は

国常立尊(くにとこたちのみこと)
大己貴命(おおなむちのみこと)
少彦名命(すくなひこなのみこと)

だから、

出雲系。

ダンスの奉納は

天鈿女命(あめのうずめのみこと)を連想させるね。

岩戸に隠れた天照大御神を引っ張りだすために、
岩戸の前で踊った神様。


じゃぁ、「反省」は?

猿田彦(さるたひこ)かな。。。

流れとしては間違っていない。

植物園にて



遠く海外へと出かけなくても、

ボクはその美しい花を見ることが出来る。


ルソーも

パリ植物園で熱帯雨林を夢想した。


クリムトだって

ウィーンの植物園に通ったかもしれない。


ロンドンの植物園が出来たのは1759年だから、

ターナーも

見ているに違いない。



ボクたちの近くにも植物園はある。



さあさあ、サンダル履きでワンダーランドに出かけよう。



2013年10月15日火曜日

オリオン座は明快


(10月13日未明撮影)

これもレンズテストのため。
(記録であって、作品ではない)


オリオン座はだれでも、すぐにそれと分かる明快な星座である。

撮影してみると、星雲はオリオン大星雲だけではなく

星座全体にうねうねと漂っているのが分かる。


左上にあるオレンジのベテルギウスは

最近話題になっている星である。

星自体が不安定になっており(NASAの観測)、

超新星爆発を起こすのではないかと言われている。

爆発を起こせば、半月よりも明るくなるそうだ。


そんなことを知ると

さらに暗いところでしっかり撮影してみたいと思うのである。

科学的好奇心である。


写真は、

眼に見えるものを写すのではなく、

眼では見えないものを「可視化」してくれる。


そのことを、もっと多くの人に知って欲しいと思っている。


星空は実に複雑


(10月13日明け方)

レンズテストのために

東京から比較的近くではあるが

星空がよく見える場所で撮影。

ほんの1時間ほどだが、

4時半には薄明が始まって、

星空撮影には不適になる(バックが青っぽくなってくる)。


下から、

ヒアデス星団(アルデバラン含む)
青いプレアデス星団(すばる)
赤いカリフォルニア星雲
ペルセウス座中心部
ペルセウス座二重星団

の範囲が写っている。


空には街からの光が入り込むし、

そろそろ夜明けの色も侵入してくるから、

これだけ広い範囲の調整は難しい。

作品にはならない。


だが、この写真からはいろいろなことが分かる。


1)肉眼で見えるのはほんの少し。空には数えきれないほど星がある

2)さまざまな暗黒星雲(光っていない星雲)が漂っている

3)我々の銀河にはいくつかの「腕」があるが、オリオン腕とペルセウス腕の判別が出来る

4)実に多くの人工衛星が飛び交っている。この写真には3機(明るい2機のみ)写っている

5)明るさが変化している人工衛星は激しく回転していると思われる(制御されていないかも)

などなど。

世紀の大彗星になると期待されるアイソン彗星はまだ小さい。


10月13日早朝、

夜明け前の東の空に獅子座が駆け昇る。

いまそこに

この11月から12月にかけて大彗星になると期待される、

アイソン彗星がある。

それは、まだ、とても小さい。


写真の右の青っぽい星は、

しし座α(アルファ)星(レグルス)、

左の青っぽい星はη(イータ)星、

オレンジ色の星は火星。


火星の左の星々をたどると

緑色の、ほんとうに小さい彗星が写っている。

小さいながら尾もある。


この赤ちゃんが、どこまでの大彗星になるか、

さてさて。

2013年10月11日金曜日

やっぱりオンブバッタはすっとぼけた顔をしている。




でしょ。

暑い日の終わりに、月。



30℃を超す、暑い一日だった。


あたかも重低音のスピーカーを前に

座らされたような

痛い陽射しであった。



午後6時でも、

気温は26.5℃、

湿度73%

そして風は、5.1m/h!

2013年10月10日木曜日

光条、里を照らす


(山から里へと下りる途中)



太陽と、地球の大気が技をなし、

光は見慣れた風景を一変させる。