ハエトリグモ
ハエトリグモは巣を張って獲物を待つクモではない。
自ら獲物に飛びついて、それを捕獲する。
俊敏で、
キュルキュルっと動いては(ササッと、ではない)
ピタッと静止。
それを繰り返しながら
移動する。
大きさや色(地味だが)、形がさまざまで、
一匹いっぴきに名前を付けたいくらいだ。
共通しているのは
クリっとして、体の割には大きく、まん丸な眼。
双眼鏡を前から見ているような、
そんな眼である。
その眼に魅せられた人もいるらしい。