2013年10月15日火曜日

星空は実に複雑


(10月13日明け方)

レンズテストのために

東京から比較的近くではあるが

星空がよく見える場所で撮影。

ほんの1時間ほどだが、

4時半には薄明が始まって、

星空撮影には不適になる(バックが青っぽくなってくる)。


下から、

ヒアデス星団(アルデバラン含む)
青いプレアデス星団(すばる)
赤いカリフォルニア星雲
ペルセウス座中心部
ペルセウス座二重星団

の範囲が写っている。


空には街からの光が入り込むし、

そろそろ夜明けの色も侵入してくるから、

これだけ広い範囲の調整は難しい。

作品にはならない。


だが、この写真からはいろいろなことが分かる。


1)肉眼で見えるのはほんの少し。空には数えきれないほど星がある

2)さまざまな暗黒星雲(光っていない星雲)が漂っている

3)我々の銀河にはいくつかの「腕」があるが、オリオン腕とペルセウス腕の判別が出来る

4)実に多くの人工衛星が飛び交っている。この写真には3機(明るい2機のみ)写っている

5)明るさが変化している人工衛星は激しく回転していると思われる(制御されていないかも)

などなど。