ボクがアップする写真は
対象をリアルに写したものが多いと思う。
今日アップしたナガコガネグモも
できるだけ対象の細部まで、
克明に写そうとしたもの。
これを見た人はさまざまな捉え方をすると思う。
「わ、気持ち悪い」とか
反対に「美しい」とか
「すごい形態だ」とか
「しっかり撮れている」とか(笑)
ボクがなぜ写真を撮るのかという根本的な問いに対して、
「対象をじっくりと観察したいから」
という答えも用意している。
多くの優れた画家のスケッチ帳やデッサンを見てみるがいい。
人体や風景、
花、鳥、昆虫に至るまで、
まことに誠実に、
対象と向き合っていることが分かる。
一枚の絵を制作するまでに、
実に多くの「観察」をしているのである。
「観察」は「科学」である。
いかに「情緒的」作品を目指そうと、
そこに「科学的観察」がなければただの絵空事。
名作とはなりえない。
(そういえば、原発事故もそうだね。
いくら「安全だ」「危険だ」と騒いでも、
そこに科学的根拠がなければ空騒ぎ。
ゆめゆめ、単なるプロパガンダに惑わされませぬよう。)
ゆめゆめ、単なるプロパガンダに惑わされませぬよう。)